合格体験記

偏差値40からの早慶逆転合格体験記【パート1】

僕は田舎にある偏差値40台の高校に通い、偏差値30台から早稲田大学教育学部へ現役で逆転合格を果たしました。

その後、政治学への興味から、仮面浪人を経て早稲田大学政治経済学部へ再受験し、合格しています。

『早大から早大へ』という珍しい経歴が故に、受験に関しては他の人よりも豊富な経験をしてきました。

その経験を元に、勉強やモチベーションで思い悩んでいたり、不安になっている全国の生徒に向けて、励ましになればと、自分のルーツをここに書き連ねていきます。



偏差値40台の高校へ入学

僕が生まれたのは、ドがつく程の田舎でした。

電車は1時間に1本。市街地から少し離れれば、一面田んぼや畑だらけ。

僕の実家から車で10分くらいの祖父母の家では、牛や鶏が飼われているようなところです。

そんな土地で生まれた僕の両親は、2人共農業高校の出身。当然大学なんて行っておらず、高卒です。

両親は共働きで、その元で育った僕にとって、大学という存在は自分の中に思い浮かびすらしない別次元の存在でした。

後述しますが、最初に大学受験を意識したのは高2の秋。

それまでは知っている大学名と言えば、『東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学』くらい。

それも、スポーツなどで名前を聞いていたくらいで、国立大学と私立大学の区別すら全く知りませんでした。

 

そんな僕が初めて”勉強”をキチンとしなければいけないと感じたのは高校受験のときに遡ります。

 

当時、中学生の僕は”とあるもの”にドップリハマっていたのです。

それは、オンラインゲーム(ネットゲーム)。

部活動などはある程度真面目にやっていたものの、家に帰ったらすぐにパソコンのスイッチを入れ、ネトゲを始める毎日。中毒症状と言える程までにハマってしまい、1日10時間くらいのログインは日常的。

親に隠れてコソコソと深夜までやり続けた日々を思い出すと、一歩間違えたら…と今でも少し恐くなることがあります。

しかし、いよいよ高校受験が近づくにつれて、少しずつ環境が変化しました。

両親もさすがに高校くらいは行って欲しいと考えたのか、今までの放任から一転してネトゲ禁止令を出してきたのです。

抗議の末に完全禁止は免れたものの、今まで丸一日やっていたネトゲの時間は大幅に制限されることに。

とはいえ、自分自身でも『さすがに高校受験に向けて少しは勉強しないとな…』という気持ちも少しは芽生え、それまでよりは自粛する様になりました。

 

そんな僕が目指した高校は、地元にある普通高校。

というよりも、それ以外の選択肢が僕にはありませんでした。

なぜなら、田舎では選択できる程の数、高校は存在しないのです

 

その高校は5クラス程度の規模だったのですが、内4クラスが普通コース、1クラスのみ進学コース(少々レベルが高い)というもの。

当然ながら、僕は考えるまでも無く、普通コースを目指すことに。

 

結果としては、中学3年生の冬を迎え、見事合格を得ることができました。

試験前日もネトゲをやっていたし、殆ど勉強をしていないのに合格した為、合格後は『勉強楽勝だな』なんて思っていましたが、当たり前の事です。

なぜなら、その年の僕の高校は定員割れしていて、倍率は0.9くらい

つまり、文字通り名前を書けば受かる「全入」だったのです

 

そんな高校でも『合格』という事実は嬉しかったものです。

何もあれ、僕の高校生活が始まるのでした。

高校生活スタート

そんなこんなで高校入学を果たす事ができたものの、スタートから不安だらけでした。

今でも鮮明に記憶しているこんなエピソードがあります。

入学して数日経ったある日、休み時間に教室のドアが強い勢いでバンッと開かれ、なんだなんだ!?と見てみると、ガラの悪い先輩が3人立っているのです。

そのまま壁をドンッ!と勢い良く叩き

「◯◯いるか?ちょっと来いや!」

と言い放ち、クラスの1人が連れて行かれました。

 

クラス中がザワザワする中、連れて行かれた友人が数十分後に帰ってきたので、皆で話を聞くと「校舎裏に連れて行かれて殴られた」とのこと…。

いやいやそんな昭和のヤンキーみたいな事が現代にあり得るんですか…。

と思いつつ、そんな高校での生活に不安を抱かずにはいられませんでした。

 

しかし、大きな幸運もあったのです。

前述した通り、僕の高校はヤンキーみたいな人が多くを占めるのですが、一部優秀な人達も存在しました。

それが、学内に1クラスだけ存在する進学コースのメンバーです。

 

僕は普通コースだったので基本的には交流は無いのですが、とある運動部に入部すると、同級生の多くが進学コースに所属する人達で、最終的に受験でも一流大学に進学する人ばかりだったのです。

今となって思うと、この選択は僕の人生においての大きな幸運でした。

 

人生には、そういったことがたくさんあります。

その時には辛かったり、苦しくても、後々になって見返すと素敵な道だったと振り返れるような。

今は大変な受験勉強も、貴方にとってかけがえのない時間になるかもしれない。

その為にも、今この時を精一杯頑張って欲しいです。

続く

偏差値40台からの早慶逆転合格体験記【パート2】





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