古文 古文学習法

古文学習法【ゼロから偏差値70まで】

人それぞれ、得意科目苦手科目があります。

難関大学になると、苦手科目を無くして平均的に高得点を取ることが重視されますが、僕も苦手科目はありました。

それが今回のテーマとした『古文』です。

古典(古文 漢文)は高校3年生の秋まで一切手を付けず、本当にギリギリの勝負でした。

高校3年生の夏に受けた全統模試(河合塾)では奇跡のゼロ点を記録。

早大受験生を対象とした『早大プレ』という模試では、偏差値18を取ったこともあります(こんな偏差値も存在するのだと感心したものです)。

しかし、最終的には日本最難関の国語を出題する早稲田大学に合格しました。

そんな僕が『古文』の点数を短期間で底上げした方法を、今回は記事にします。


古文なんて人生の役に立たない!

僕は受験生の頃、大きな疑問を抱いていました。

『国語なんて大嫌いだ…しかも、古文なんて人生で何の役に立つんだ!』

恐らく、これは僕だけでなく世の中の古文嫌い受験生の多くが1度は考えているはずです。

『昔の言語を学ぶくらいなら、現代の英語を勉強した方がタメになるじゃん!』

とにかく当時の僕は古文が大嫌いでした。

 

そして、数年経った今。

僕の人生で古文を学んだ意義は未だに見出だせていません。

英語は結構役に立ちますし、社会も受験勉強の知識が使える場面は多々あります。

しかし、古文は何もない…。

でも、学ばなければいけないんです。

理由を聞かれたら、僕はこう答えます。

『それが大学受験だから。』

嫌いだからこそ効率的に

大嫌いだった古文ですが、最終的に日本最難関の早大国語を解けるランクまで辿り着きました。

しかし、古文に時間を掛けたわけでもないし、掛けたくなかった(嫌いだから)。

極限まで効率的な勉強を追い求めたのです。

僕は、英語や社会よりも古文が一番効率的に勉強した科目だったと思っています。

何度も言います。嫌いだったから、少ない時間で成績を伸ばしたかったのです。

古文学習の基本的な流れ

さて、ここからは具体的な学習法について書いていきます。

古文学習は非常にシンプルで、

(1)単語&助動詞

(2)読解法

(3)演習

このステップをしっかりと踏んでいくこと。

そして、勉強している最中に、今自分がどのステップを踏んでいるか意識しましょう。

最重要は『単語』

古文学習の初歩は『単語』『助動詞』を学ぶことです。

特に『単語』は古文の肝となっています。

というのも、古文は日本語なので、勉強していなくても何となく文構造は理解できます。

ただ、古文独特の単語の意味だけはどんなに考えても知らなければ解読不可能です。

つまり、単語の意味を全て覚えると、簡単な文章なら意外と読めてしまいます。

そんな古文単語を覚えるべく、僕が選んだのは有名な『ゴロゴ』でした。

『ゴロゴ』はゴロを使って覚える単語帳で、賛否両論あります。

覚えやすさは優れているけれど、複数の意味を持つ単語への対応力の低さが嘆かれているのです。

確かにそういった意見も理解できますが、僕は古文が嫌いな人にこそ絶対にゴロゴを使っていただきたい。

古文が嫌いな人にとって、一番大事なのは『古文への抵抗』を減らすことです。

そういう意味で、ユニークに多くの古文単語を覚えられるゴロゴは、嫌いな人を好きにさせる力があります。

もちろん、古文に抵抗が無い人なら他の参考書を選択するのも全く問題ないですので、その際にはこちらの記事を参考にしてください。

【レベル別】お勧め古文(古典)参考書 20選

『助動詞』を制する者は古文を制す

バスケットボール漫画の金字塔『スラムダンク』ではこんなセリフがあります。

『リバウンドを制する者は、試合を制す』

これを古文に置き換えると、こうなります。

『助動詞を制する者は、古文を制す』

古文では、単語と同じくらい『助動詞』が重要です。

このことは僕が言うまでもなく、どんな古文参考書にも助動詞の重要さが書かれています。

そして、古文では単語と助動詞さえマスターしてしまえば、それだけでセンター古文7〜8割は取れてしまうことすらあります。

そう考えると、古文って本当にシンプルな科目ですよね。

必要知識を丸暗記してしまえば、それだけである程度の点数が取れる。

今は古文が嫌いで苦手でも、心配する必要はないのです。


『助動詞』の学び方

上にも書きましたが、僕は古文が嫌いだったからこそ古文の効率的な勉強を追い求めました。

嫌いな科目に掛ける勉強時間を極力減らしたかったのです。

だから、世に出ている多くの古文参考書を読み漁り、最高の1冊を見つけようとしました。

そんな僕がお勧めする、助動詞学習(古文文法学習)に最高の1冊は『望月古典文法講義の実況中継(上下)』です。

僕の古文学習のバイブルはこの本です。

『助動詞』だけでなく、それ以外にも『敬語』『古文常識』など古文で重要とされる項目を網羅しており、これをやり切れば古文は問題ないと言える密度の濃い参考書です。

また、上下巻で厚さもそこそこあるのですが、それを思わせない分かりやすい説明で、古文嫌いな僕でも楽しく勉強することができました。

著者の望月先生(代ゼミ)の体験授業を受けたことがあるのですが、物腰柔らかい口調の素晴らしい講師で、それが参考書にも表れているなぁという感じです。

本当にお勧めなので、是非一度手にとって見てください!

残すは読解と演習

『単語&助動詞→読解→演習』という古文上達に向けたステップの内、最初の関門である『単語&助動詞』を制したことになります。

残すは『読解』『演習』

これをやり切れば、受験で十分に戦える古文レベルに達しますので、残りも頑張りましょう!

単語と助動詞の時点でほぼ制覇

ここまでで、単語と助動詞(古文文法)を覚えてもらいました。

これから行う『読解』はそれらを上手に活用するための技なので、仕上げのようなものです。

センターくらいまでなら、単語と助動詞を勉強しただけである程度点数取れてしまいますからね。

しかし、難関大学に対応するためには、しっかりとした読解法を学ぶことが重要になってきます。

『古文読解』でお勧めする究極の1冊

上でも書きましたが、僕は古文が嫌いだったからこそ多くの古文参考書を調査しました。

文法では望月先生の良書に出会えましたが、読解でも同じくらいに素晴らしい1冊があるのです。

それが『元井太郎の古文読解が面白いほどできる本』です。

『ゴロゴ』 で単語を覚えて『実況中継』で助動詞や敬語などの文法知識を学びましたが、『読み方』に関してはド素人の状態。

それでも分かりやすく『古文の読解法』を学ばせてくれる、本当に素晴らしい参考書です。

この本を完璧にした段階で、早大国語の演習に挑めるくらいの下地は出来上がっていました。

ただ、注意して欲しいのは、絶対に単語と助動詞を完璧にした後にこの本を手にとって欲しいということ。

いくら良書でも、それらが頭に入っていない状態では効率が悪く、分からないことだらけになってしまいます。

効率的な勉強は、上手なロジックを組み立てることです。

順番を間違わないように、しっかり有効活用しましょう。

最後は演習

ここまでで、古文に関する知識はほとんど問題ないはずです。

知識を身につけ、それを活用する方法を学んだら、残すは『演習』となります。

演習用の問題集ですが、別記事でまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

【レベル別】お勧め古文(古典)参考書 20選

特の僕がお勧めしたいのは『センター過去問(赤本)』です。

センター試験は本当に良い問題ばかりを出してくれます。

そして、古文に関しては難易度も若干難しく、難関大学に向けても丁度良いトレーニングとなります。

また、2つ目に『各大学の過去問』もお勧めです。

志望校でも良いですし、それに近しいランクの大学でもOKです。

要するに、古文は問題集よりもセンターや大学の過去問を問題集として使うのがお勧めなんです。

また、問題を解く際にはこれまでに学んだ内容をしっかりと意識しながら、時間を気にせず解きましょう。

アウトプット学習では、無理矢理にでも『意識する』ことが大事です。

速読力は演習を積めば身につきます。初めは時間を掛けて解きましょう。

まとめ

古文の成績を上げるための一連の流れは以上となります。

冒頭で書きましたが、僕は高校3年生の夏の全統模試で古典0点を取りながら、最終的に早稲田大学の国語を解いて合格しました。

古文の勉強はとてもシンプルです。

やり始めてみたら案外すんなり伸ばせるものです。

嫌いな人もたくさんいる科目ですが、だからこそ効率的な勉強を心がけて、ササッと成績を上げましょう!





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