政治経済

政治経済(政経)学習法【ゼロからGMARCH/センター9割】

僕は社会科目として『政治経済』を選択しました。

実は、その決定をしたのは高校3年生の夏前です。

春の段階では日本史や世界史も頭に入れ、どの科目を使用するか決めあぐねていました。

しかし、最終的には受験直前の模試で偏差値75近くを取り、センター試験は95点、日本最難関の政経問題が出題される早稲田大学にも対応することが出来ました。

今回は、その経験からゼロからGMARCHレベル/センター9割を取るまでの記事を更新します。


政治経済に関して

まず、導入として政治経済ついて言及します。

政治経済のデメリット

私立大学の社会科目では『日本史/世界史/政治経済』の中から選択するケースが多いのですが、政治経済の選択は大きなデメリットを伴います。

それは『政治経済を使用できない難関大学がある』という点です。

有名な例は『慶應義塾大学/上智大学/立教大学』など。これらは政経受験が不可となっています。

とはいえ、主にはこの3大学のみなのですが、上記の大学を受験したいと考えている人には政治経済をお勧めできません。

政治経済を選んだ理由

僕は早大しか考えていなかったので、上記のデメリットは問題ありませんでしたが、選択肢を狭めてしまうのはプラスとは言えません。

それでも僕が政治経済を選択した理由はいくつかあります。

まず、政治経済というテーマが好きだったから。

元々政治や経済には興味があったので、純粋に楽しそう!と思っていました。

科目選択の際に『好きだから選ぶ』というのは大きなポイントです。

勉強を好きになることは、合格する為に大きな支えとなりますからね。

また、政治経済の特質上、ある程度のレベルまでは簡単に伸びやすいという点があります。

日本史や世界史であれば、基本部分を終わらせるとなると参考書4冊分くらいの量をこなさないといけないのに対して、政経は『参考書1冊』である程度の基礎は網羅出来るのです。

つまり、勉強の成果が出やすい。

すぐに成果が出ることはモチベーションにも大きなプラスとなりますので、更なる成績向上に繋がります。

しかしながら、周りの人から『政経楽勝じゃん』と思われるのは悔しいのでハッキリと言わせてもらいますが、政治経済は基礎部分を越えた後に大きな壁が待ち構えているのです。

政治経済は素晴らしい科目

選択する理由やデメリットを書いてきましたが、個人的には政治経済を本当にお勧めしています。

僕は、受験を通して政治経済の勉強をしている時間が1番の楽しみでした。

政経知識は実社会に直結するものが多く、ニュースや世の中の見方も変わりますし、その知識は数年経った今でも役立つものとなっています。

ともかく、社会科目選択は受験において大きなポイントですので、しっかりと考えて決めましょう。

政治経済勉強法

さて、ここからは政治経済の具体的な勉強方法について言及していきます。

予備校の必要性

最初に伝えておきたいのが、政治経済と予備校の関係性です。

以前、予備校に関する記事で『科目によって予備校の必要性は変わってくる』と書きました。

予備校(学習塾)に通うべきか否か

そして、政治経済は正に『予備校の存在が大きい』科目に該当します。

というのも、他の科目と最も異なるのが『時事問題』がある点です。

時事問題とは、近年起こった事象に関しての出題です。

つまり、毎年出題範囲が変わるという全科目の中でも特殊な科目なんですね。

ただ、これはセンター試験までなら問題ありません。

センター試験は基礎知識だけで大抵の問題は解けますし、時事問題と言っても最新の参考書には書いてあるくらいの内容です。

しかしながら、難関私大の問題では話が変わってきます。

特に早大レベルでは、受験の3〜4ヶ月前くらいに起きたテーマを出題してくるので、独学では対応が難しいのです。

こういった問題へのスマートの対応が、予備校の時事講座です。

逆に言えば、時事講座を受けるか否かは難関大学受験で大きな差が生まれてしまいます。

通年の授業を受ける必要はありませんが(可能であれば受けた方が良い)、多少お金が掛かっても受験直前の冬期講習は受講することをお勧めします。

また、その際の予備校は代ゼミ/河合塾/駿台/駿台といった『大手予備校』にしましょう。

受験直前で更新される時事問題への対応は、強力な情報収集が肝となります。

大手予備校は小さな学習塾と比べて遥かに強いデータ力を持っていますので、そこは素直に頼りましょう。

基礎を学ぶ為のお勧め参考書

前置きが長くなりましたが、それくらいに政治経済は特殊な科目なのです。。。

それでは、いよいよセンター9割やGMARCHに対応する知識を身につける勉強法を書いていきます。

まず、参考書は『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』で間違いありません。

この本を1冊しっかりと進めれば、センター8〜9割は狙えます。

1冊やるだけでセンター8割を狙えるなんて、最高のコスパですよね。

もっと言えば、僕は畠山先生の授業を代ゼミの映像授業で受けたのですが、先生曰く『この本で早大の問題も6割は取れる』と仰られていました。

早大入試では7割取れれば十分なので、そういう意味で合格一歩手前です。

個人的には爽快講義1冊で早大入試6割は厳しい気もしますが、そのくらい濃密な参考書であることは間違いありません。

僕は『爽快講義』を政経学習初期から早大入試直前まで読み続けていました。

その他にも、有名どころではこれらもお勧めできます。

勉強の進め方

参考書を使って、実際にどういった風に勉強を進めれば良いのか。

その前に、重要なことを1つ書いておきます。

参考書に関してですが、よく友達同士や先輩後輩で譲渡されることがありますよね。

ただ、政経の参考書に関しては『必ず最新版を購入』しましょう。

政治経済は常に情報が更新されるので、少しでも古いものを使ってしまうとそれだけで受験に不利となります。

政治と経済は同時進行

それでは、具体的な勉強の進行方法です。

まず、政治分野と経済分野は同時進行で進めましょう。

両分野同じくらいの量なので、同時に終わるのが理想的です。

なぜかと言うと、政治と経済は表裏一体で『政治分野の知識が経済分野の勉強のアシスト』になったり、逆に『経済分野が政治分野の勉強にプラス』になったりすることが多々あります。

ですので、政治だけを先に終わらせるなどはしないようにしましょう。

また、政治経済という科目は単なる暗記科目ではなく、理解が必要な科目です。

特に経済では計算問題などもあるので、その辺はしっかりと頭に置いておきましょう。


分からないところは飛ばす

政治経済は単なる暗記科目ではないので、参考書内で読んでいて理解が難しい内容が必ず出てきます。

そんなときは『読み飛ばし』ましょう。

もちろん、これは分からない分野をそのまま放置するということではありません。

なぜ読み飛ばすかと言うと、初めは理解出来ない分野でも、その次、またその次と分野を勉強した後に戻ってくると『そういうことだったのか!』と分かるようになることが多いのです。

社会科目は『暗記=点で覚える』ように捉えられがちですが、政経は点ではなく線で捉える考え方が重要です。

分からないところで立ち止まってしまっても時間をロスするだけなので、飛ばす勇気を持ちましょう。

深い1回よりも浅い数回

これは政経に限った話ではなく、勉強全般に言えることですが、何かを覚えるときは1回に時間を掛けるのではなく、短い時間を複数回に分けて覚えることを意識しましょう。

特に参考書の1周目はいかにスピーディに読み進めるかがとても重要です。

1周目は分からないことだらけで読み進めるのに時間が掛かってしまうものですが、それでもどんどん進めて、とにかく一度全てのページを読み切ってください。

1ヶ月でじっくりと1周させるよりも、浅い理解で良いから週1ペースで1周させて1ヶ月に4周読む方が遥かに理解し、記憶に定着します。

政治経済の演習方法

最後に、政治経済の演習方法に関して書いていきます。

まずは上記した『爽快講義』を始めとする参考書でしっかりと知識をインプットしましょう。

その後のアウトプットでお勧めできる参考書が、こちらの『爽快講義問題集』です。

この本は通常の『爽快講義』と連動しつつ、若干の発展知識も掲載されているので、レベルアップにも最適です。

爽快講義シリーズが完璧にし、後はセンター赤本で演習を詰めばセンター8割〜9割は取れる実力が身につきますし、GMARCHレベルでも合格最低点を十分取れるくらいにはなっているはずです。

センター試験は難しい

ここまで、センター試験8割は楽勝みたいに書いてきましたが『意外とセンター試験は難しい』です。

どっちなんだよ!という感じですね(笑)。

というのも、知識レベルは基礎ばかりですが、センター試験独特の問題形式に慣れてないと足元を掬われる可能性があるのです。

 

ですので、センター試験を受験する人は『過去5年分』くらいの過去問を必ず解いておきましょう。

逆に、それ以前の問題を解いても時代の変化で問題傾向も変わってしまうので、5年以上は遡る必要ありません。

政治経済マニアにだけは絶対になるな

参考書で知識を身に着け、問題集で演習を積み、センターであれば赤本で過去5年分を解く。

ここまでを進めれば、センター9割以上や満点すら取れる可能性があります。

 

しかし、最後に大事なことを言っておきます。

 

それは、センター試験や私大入試問わず『政治経済で満点を狙ってはいけない』ということです。

最後に何を言っているんだと思われるかもしれませんが、満点を取るような『政経マニア』には絶対にならないで欲しいのです。

政治経済は底が見えない科目です。

早大レベルになれば、予備校講師ですら満点は不可能と言われています。

その理由は、政治経済は非常に幅広い分野をカバーしているという点にあります。

例えば『2001年小泉総理大臣とブッシュ大統領が会合した料亭の名前は?』

こんな問題を解ける受験生は恐らく日本に存在しないでしょう。

しかし、こういった意味不明な問題ですら『政治経済』の名の下に許されてしまうのです。

だから、満点なんて無理。

それはセンター試験でもそうです。

僕はセンター演習をしていて、90点台は何度も取りましたが、100点は1度もありませんでした。

しかし、それでいいんです。政治経済で100点を取る知識をつけるくらいなら、他の勉強をした方が圧倒的にコストパフォーマンスが良い。

僕の尊敬する畠山先生は、アクトンという哲学者『絶対的権力は絶対に腐敗する』という言葉を文字って

『絶対的政経マニアは、絶対的に多浪する』

と常に仰っていました。

 

政治経済は本当に面白い科目です。

ただ、大学受験は複数科目の合計点での勝負ということをしっかりと考え、オーバーワークにならないように調整を気を付けましょう。

 





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